入院費と退院のご案内
入院費用のご請求について
入院費用は使用される健康保険の自己負担率及び健康保険法、その他の規定で算定し請求いたします。
- 入院費の請求書は、翌月10日以降と退院時にお渡しします(退院日が土曜日の午後又は休日の場合は、郵送いたします)。請求書がお手元に届きましたら、総合受付での速やかなご清算をお願いいたします。
- 領収書は所得税の医療費控除や高額療養費給付制度の申告に必要となりますので、大切に保管してください。
お支払い方法
- 会計は本館1階 「総合受付①番カウンター」の会計窓口にてお支払いください。
- お支払いには、クレジットカード、銀行振り込みもご利用いただけます。お支払い時にお申し出ください。
- 院内に会計の自動支払機やATMはございませんのでご注意ください。
- 領収書と明細書はその場でお渡しいたします。
会計窓口の取り扱い時間
平日 8:30~17:00
土曜日 8:30~16:00
※ 時間外、祝祭日はお取り扱いしておりませんので、あらかじめご了承ください。
院内 お問合せ先
入院費用に関するお問合せは、各病棟の事務員もしくは本館1階 「総合受付①番カウンター」までお願いいたします。
入院費用の計算方法「DPC方式」について
当院は厚生労働大臣の指定を受けたDPC(入院費用の包括評価制度)対象病院として、入院費用は「DPC方式」で計算しております。
「DPC方式」とは、2003年から全国の国立病院・大学病院で取り入れられ、今では国内の病院で広く採用されている入院費用の計算方法です。
従来の入院費用の計算方式であった「出来高払い方式」では、診療行為(投薬、注射、処置、検査など)ごとの点数(診療費)を合算していく形で計算されていましたが、DPC方式では、以下の2つの診療費(①包括部分、②出来高部分)の合算として計算しております。
①包括部分:国により定められている「病気・治療内容などに応じた1日当たりの定額の医療費」(薬や検査費用などを含む)と入院期間などから算出される入院費用。
②出来高部分:手術や内視鏡検査、リハビリテーションなどの診療費を合計した入院費用。
例外として、交通事故や労災による治療を対象とした入院や、病気・治療内容などによりDPC方式の対象にならない場合があります。その場合、従来の「出来高払い方式」で計算されますので、あらかじめご了承ください。
◆DPC対象病院に入院中は、薬の処方だけの受診も含め、健康保険扱いによる他の医療機関への受診はできませんので、あらかじめご了承ください。
高額医療費制度
同月内で保険診療適用療養費の自己負担額(食事療養費は除く)が一定額(高額療養費限度額)を超えると高額療養費として還付されます。加入されている健康保険によって高額療養費の額が異なります。窓口で一旦全額を支払い、保険者に申請することによって高額療養費限度額分を除く金額が還付されます。
70歳未満の患者さんは、事前に保険者へ申請し「高額療養費限度額適用認定証」を交付されることにより、病院窓口では高額療養費限度額分の支払いだけで済むようになります。
ご不明点や詳細は医療相談員にご相談ください。
退院のご案内
- 医師・看護師から「退院後の生活」の説明があります。
- 診察券や内服薬などをお受け取りください。次回診察の予約などの説明をいたします。
- 診断書や、任意保険給付手続き書類、入院証明書などが必要な方は、退院前に病棟クラークにお申し出ください。保険会社など の指定の用紙がある場合は前もって提出をお願いいたします。なお、退院後にご入用になった場合、総合受付に用紙を後提出ください。